私の経験上で、確信を持って言えることを、いくつか記録として残していきたいと思います。
まずは、
成功は停滞期の後に突然やってくるということです。
このことを、私の経験談でいくつかお話しさせていただこうと思います。
私の場合はまずはレース活動でこのことを体験しました。
私はレースデビュー前に、サーキットでの練習走行でタイムの伸び悩みを経験していました。
それまでは、自分自身のドライビングの改善によってタイムアップの要素がいくつかあって、それをクリアしていくことで、少しずつですがタイムアップしていきました。
それが、ある時からいくらタイムアタックをしても、なかなかタイムが上がらないのです。
2~3ヶ月くらいそのような時期があったでしょうか?
すると、ある時、チームの整備担当の方がそれまでかなり使い込まれた中古タイヤでしか走行させてもらえなかったのを、レースで1回使われただけの中古タイヤにしてくれた時がありました。
それで、いきなり2秒以上のタイムアップを果たすことができました。
特に走り方を特に変えたわけではありませんが、タイヤのグリップが上がった分、タイムアップを果たせたのです。
それで、チームに認めてもらい、翌年のレースデビューが決まりました。
チームとすると、まずは使い込まれた中古タイヤで、限界まで速く走れるようになれということだったようです。
停滞と思っていた私の走りを実はチームが評価してくれていて、ある時、新しめのタイヤで走らせてみようということになったようでした。
この時の成功体験は、その後の私の活動に影響を与えたと思います。
ここで、もう一つ言えることですが、
最初は好きなことでしか自分の限界は突破できない。
ということです。
上記のように、タイムが伸び悩んでも私が練習を続けられた理由は、限界付近で走るドライビングが好きだったからです。
ルーティンにできたことでしか、成功することはできません。
好きだからこそ、停滞期でも諦めずに乗り越えることができたのだと思います。
こういう体験をすることは、人生においてとても大切だと思います。
最初は儲からなくたっていいじゃないですか。
レース活動なんて、今思えば究極の無駄遣いです。
ですが、私にとっては、自分の限界を超える体験をするとても貴重な経験をさせてもらえました。
若い方は特に、まずは好きなことで自分の限界にチャレンジしてみてはどうでしょうか?
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