頑張れ!角田裕毅選手

今日は、F1スペインGPで角田裕毅選手が10位入賞を果たしましたね。

デビューイヤーは、チームメイトで優勝経験もあるピエール・ガスリー選手になかなか勝てませんでしたが、最終戦のアブダビGPでは全てのセッションでガスリー選手を上回る結果を残して終えることができましたので、今シーズンは私も応援しています。

私がレースを始めたきっかけの一つは、日本人F1ドライバーの活躍がきっかけでした。

最初に影響を受けたのは、日本人初のフルタイムF1ドライバーである中嶋悟さんでした。

中嶋さんは、日本にF1を広めるきっかけを作ってくださった方で、中嶋さんがいなければ、日本でのF1ブームもなかったと思います。

F1ドライバーとしては、かなり遅咲きの34歳というF1デビューでしたが、日本人にF1の扉を開けてくれて功績はとても大きいと思います。

何でもそうですが、最初のパイオニアという存在は、過去に前例のない分野に飛び込んでいくので、全て自分で開拓する必要があり、とても大変だと思います。

そんな中でも、雨の中では日本人初のレース中のファステストラップを記録するなど、十分過ぎる活躍を見せてくれました。

中嶋さんが扉を開いてくれたお陰で、その後、鈴木亜久里さん、片山右京さんが続き、中嶋さんよりも若い年齢からF1にチャレンジすることができました。

鈴木亜久里さんは、ご存知の方も多いと思いますが、90年のF1日本グランプリで日本人初の3位表彰台を獲得された方で、片山右京さんは、94年の活躍が印象的で、予選で5位を獲得されたり、ドイツGPではスタートであのシューマッハを抜いて、3位で1コーナーに入っていく姿を見せてくれました。

片山右京さんは、一度、カートのサーキットでご一緒させていただく機会がありましたが、とても気さくな方で、人間的にもとても尊敬できる方でした。

その後は、佐藤琢磨選手、小林可夢偉選手などが活躍され、この世代になってくると20代前半でF1にデビューできるようになっていました。

それで、角田選手はなんと20歳でF1デビューするに至っています。

こうやって、次の世代にバトンタッチされていくんですね。

そういう意味でも、角田裕毅選手には是非とも頑張って欲しいです。

久々にワクワクさせてくれるF1ドライバーの誕生で、私もいい刺激をもらっています。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

コメント

コメントする

CAPTCHA


目次