売上主義の人アドバイスは聞いてはいけません
利益率はとても大切です。
楽天をやっていると、よく言われるのが『広告を出しましょう』です。
確かに広告を出せば、閲覧数が向上し、売上を伸ばすことができます。
あと、アマゾンなんかの販売戦略で良く言われるのが、『最初は利益は考えないで安く販売して、とにかく売上を伸ばしましょう』です。
売上を伸ばした上で、徐々に価格を上げて、利益が取れるように持っていきましょう。
確かに、この戦略を取れば、売上げを伸ばすことができます。
なので、売上を伸ばすのは、わりと簡単です。
難しいのは、利益を残すことです。
アドバイスする側というのは、売上を上げるアドバイスは良くしてくれますが、利益を残すアドバイスというのはあまりしてくれません。
まるで、利益は後からついてくるとでも言っているかのようです。
ですが、現実はそんなことはありません。
粗利で7割~8割は必要?
商品ごとの利益率の管理はしっかりよやっておかないと、売上は上がっているのにもかかわらず、利益が残っておらず、実はマイナスだったという事態になりかねません。
ずっと前に神田昌典の音声でおっしゃっていたのでが、粗利で7割~8割ないと厳しいと言っておられました。
当時は、そんなには必要ないでしょうと思っていましたが、今はその意味がよく分かりますね。
少ない利益率の商品は、戦略も限られますし、ただ販売しているだけで、利益の残らない商品になってしまいます。
今は、利益の残らない商品はさっさと撤退して、利益の残る商品に集中したほうが良いと思っています。
そうやって、例え売上が下がったとしても、利益率の高い会社にしたほうが、将来的には絶対にいいと確信を持っています。
初期の段階で銀行融資を受けましょう
また、私がオススメするのは、初期の段階で銀行から融資を受けることです。
私の場合、創業時に400万円、売上が上がってきて更に600万円、またまた売上が上がってきて更に2000万円、トータルで3000万円の融資を受けています。
これは、すぐに使うわけではなく、事業に余裕を持たせるためです。
安心して事業に取り組むには、資金の余裕は絶対にあったほうがいいです。
最初の頃は、仕入れ資金がなくて、とても苦労しましたが、今では仕入れで困ることはなくなりましたし、余裕資金があることで、精神的に余裕を持って事業に取り組めています。
また、人を雇うことも可能になりましたので、自分の時間を増やすこともできます。
なので、借り過ぎは良くないですが、適度に銀行融資を利用することも、とても大切だと思います。
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