サラリーマンの副業禁止については、下記のとおりこれまで何度か書いてきました。
先日も以前勤務していた会社の先輩から副業の相談を受けた際に、
「年商1億いっても会社にバレないの?」
と質問をいただきました。
やはり、副業がバレてしまわないかというのは、皆さん心配のようです。
副業がバレる可能性があると思うのは?
10年近く会社にバレずに副業を続けてきた私が副業ばバレる可能性があると思うのは、一つだけです。
それは、個人事業で副業が赤字になってしまうことです。
個人事業の場合、副業が赤字になってしまうと、勤務先に損益通算された所得の通知が届いてしまうため、住民税の額が同僚よりも少なくなってしまいます。
損益通算とは、会社の給与所得から、副業の赤字分を差し引いた額で税金が計算されてしまうことです。
例えば、同じくらいの給料の同僚がいるとして、会社が給与明細を作成する際に、住民税の額が違ってきたら、
「何故、この社員の住民税はこんなに低いんだ??」
ということになり、会社側から調査が入る可能性があり、それでバレてしまう可能性があると思います。
副業が赤字になった場合の対処法としては、絶対にバレないようにするのであれば、逆に給与所得で赤字分を補填するしかありません。
これでは、せっかく副業をやっている意味がありませんので、副業の赤字には十分注意しましょう。
同僚には話さないようにしましょう
もう一つバレる可能があるとすれば、同僚に話してしまうことだと思います。
同僚に「実は副業で儲けているんだ」なんて話してしまうと、受け止め方は人それぞれだと思います。
この人は大丈夫だと思っても、こういう話は決していいように思わない人もいると思います。
何かある度に、
「あいつは、会社の仕事なんかよりも副業が忙しそうだ。」
なんて思われかねず、上司に話がいってしまえば大変だと思います。
会社で副業の話をしても、プラスなことはありません。
副業は積極的にやりましょう!
私が考える副業がバレる可能性を書いてみましたが、それ以外で副業がバレることは殆どないと思います。
下記記事でも書いていますが、個人事業ではなく法人化すれば、まずバレることはありません。
(この方法だと、最悪バレてしまっても大丈夫です)
サラリーマンの場合、就職先の会社で生涯年収はほぼ決まってしまいます。
それで満足できればいいのですが、それでは満足できず、もっと稼ぎたいと思うのであれば、副業で稼ぐという選択肢はオススメです。
サラリーマンで勤務していても、会社が倒産してしまうリスクもありますし、年齢が上がっていけば再就職もどんどん難しくなっていきます。
そんなときでも、副業である程度稼げていれば、慌てることはありません。
会社が倒産したら、副業を本業として専念すればいいだけです。
専念すれば、もっと業績を伸ばすことだってできます。
なので、リスクヘッジのためにも、是非、副業は積極的にやりましょう!
コメント